K+ZINE春季号・土佐の塩丸(青丸)・米みそセット
¥2,700
春季号のセット商品は「井上糀店さんの米みそ」と「土佐の塩丸さんの青丸」+「K+ZINE春季号」
「井上糀店さんの米みそ」は、米糀と大豆の割合が2:1。米糀の割合が多めなのは四国の米みその特徴のひとつです。この米みそで作った味噌汁は、ほのかな香りが具材をやさしく包み込み、まろやかで風味豊かな味わい。高知県産の米と国産大豆でつくられた安全で体にやさしい無添加の味噌です。
「土佐の塩丸さんの青丸」は、太陽と風の力のみで水分を蒸発させた完全天日塩。海水中のミネラルを余すことなく一粒一粒に込めた塩です。青丸は、スタンダードな粒のタイプ。
肉、魚、野菜から果物にもひとつまみ、さまざまな料理にお使いいただけます。
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「土佐の塩丸」
製塩場を営むソルティーブ2代目の吉田拓丸さん。1986年に完全天日塩の製塩をなりわいにしようと大阪から黒潮町佐賀に移住した両親の元で育ち、現在は自らも天日塩づくりの道を歩んでいます。
両親から受け継いだのは塩づくりの考え方。塩は人間にとって欠かせないもの。そして、地球の全ての物は、長い年月をかけて海へ返る。その循環を感じながら塩づくりをすること。
完全天日塩は、海水を太陽と風の力を使って結晶化させます。夏は約1カ月、冬は約2カ月かけてじっくりと結晶化させることで、塩の一粒一粒に海水中の約80種類のミネラルが込められていきます。季節、天候、湿度、塩を混ぜる撹拌の回数などで味や色は変化します。
「甘味、うま味、酸味、塩辛さが順に追い掛けてきて、最後にうま味が残る。その時間は4秒」
青と白のパッケージのこの「土佐の塩丸」は、吉田さんのたどり着いた〝うまい塩〟。「丸」という字に、循環と調和、土佐の海を丸ごと味わうという意味を込めて。


「井上糀店」
四万十町で200年以上も前から糀をつくる井上糀店さん。文政元(1818)年の創業から、薪やかまどを使った昔ながらの製法を守り、糀や味噌をつくり続けています。
糀の仕込みの最盛期は「寒仕込み」となる冬場。寒い時期にはゆっくりと発酵が進むことから、発酵食品は気温の低い冬場に仕込むのがよいとされています。
糀の仕込みは、代々受け継がれてきたかまどで一度に120キロの米を蒸し上げるところからスタートします。人の手によって手間を惜しまずつくられ、発酵の力が最大限に引き出された糀はここからできあがります。
7代目の井上雅恵さんは「高知のものを使いたい」と、糀や味噌に使う米はすべて高知県産。「糀造りを通して地域に貢献したいという思いも強くしている」と言います。「地元を大切に、地域の人に愛される商品を届けていきたい。そして、次の世代へと伝統をつないでいけたら」。雅恵さんの気持ちが何より味わいになり、糀や味噌の味に生きています。


写真=河上展儀